江東区の歯医者「青木歯科医院」は、生きがい支援型歯科医療を提供します

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噛む=食育

よく咬む事はアンチエイジングにもつながります



   噛む=食育

     [食育]
   江東区大島駅近く 青木歯科医院 食育

    http://www.ikigaishien.com

      Tel 03(3681)8557

  現代人は噛む回数が少なくなってきています。

  噛んで飲み込むことを咀嚼(そしゃく)と言いますが、咀嚼は、食べ物の  栄養やエネルギーを体内に効率良く摂り入れるために、口に入れた食べ物  を細かく噛み砕くという重要な役割をしています。


  神奈川歯科大学の斉藤 滋先生の発表によると、弥生時代、鎌倉時代、江戸時代、戦前現代の1回の食事
  における咀嚼回数と時間の関係は、以下のようだそうです。

  弥生時代 1回の食事時間51分 咀嚼回数3990回

  鎌倉時代 1回の食事時間29分 咀嚼回数2654回

  江戸時代 1回の食事時間22分 咀嚼回数1465回

  戦前   1回の食事時間22分 咀嚼回数1420回

  現代   1回の食事時間11分 咀嚼回数 620回

  現代人は、いかに噛んでいないかということがよく分かりますね。

  昔からご飯一口に付き30回は噛みましょうといわれていたものです。

  良く噛むということには以下の効果があると言われています。

  ① 肥満を防ぐ・・・良く噛む事で脳の満腹中枢が刺激されると満腹感を感じ、食べ過ぎを防ぐ効果がある。


  ② 味覚が発達・・・子供のうちに良く噛む習慣を付けることによって、食べ物本来美味しさを感じ、味覚を養う            効果がある。

  ③ 言葉がハッキリ・・良く噛む事によって、口の周囲の筋肉が鍛えられ、表情が豊かになり、咬み合わせにも良             い影響がある。

  ④脳を活性化・・・よく噛む事により、顎の筋肉がポンプの役割をして、脳にたくさんの血液を送り脳が活性化す           る。

  ⑤むし歯を防ぐ・・・よく噛む事ににより唾液が分泌され、口腔内を洗浄したり、細菌を洗い流す作用がありま             す。

  ⑥ガンを防ぐ・・・唾液に含まれる成分には、発ガン性物質を抑える働きを持つものもあります。

  ⑦胃腸の働きを促進・・・よく噛むと食べ物が消化されやすい状態になり、胃腸の負担を軽減してくれます。

  ⑧全身の体力向上・・・「歯を食いしばる」ことで全身に力がみなぎり、普段以上の力を出すことができます。


 (  SUNSTAR 知ればなっとく!ドクターと患者さんのなるほど情報 Vol.4 より一部改変)

  以上のように「噛む」ということは普段はあまり意識をしていませんが、さまざまな全身に対する効果がありま   す。


  何年も歯医者に行っていなかったり、治療を途中で止めてしまったりするとツケが回って、この「しっかり噛む」  ということができなくなってしまう可能性がありますので、そのような方は早めに歯医者さんに行ってしっかりと  治して、その後は良い状態を維持するための定期健診を受けましょう。

             Up Date:20090818() by 管理者 at 1932

 

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