江東区の歯医者「青木歯科医院」は、生きがい支援型歯科医療を提供します
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ドライマウスの最前線
(ドライマウスセミナー2011)
[ドライマウス関連]
ドライマウス 江東区大島駅近く 青木歯科医院
http://www.ikigaishien.com Tel 03(3681)8557
2011年9月18日鶴見歯科大学において「ドライマウスセミナー2011」が開催されました。認定医の更新のために継 続的な講習会への出席が義務付けられているので、今回参加したのですが、
講演の最後に座長の斉藤一郎先生より「ドライマウスの最前線」という題でお話しがありました。
そこで2つのトピックスとして取り上げられたのが、
・鶴見歯科大学ドライマウス外来の現状
・ヒトはどこから老化を感じるか? です。
まず、恐らく間違いはない事だとは思いますがドライマウス患者さんを日本で一番多く診ているのが鶴見大学ドライ マウス外来です。過去8年間で4100名の患者さんの診療を行ってきたそうです。
ドライマウスの原因はさまざまですが、中でもシェーグレン症候群という病気は唾液や涙などを作る腺組織そのもの が自分の免疫によって破壊されてしまう病気であるため、経年的に唾液が出にくい状態になることは医者の中では周 知のことですが、その疾患の患者数は少なく、
心理的なものや薬剤の副作用などが重なりドライマウスを訴える方がとても多いということが分かったとの報告でし た。
鶴見大学ドライマウス外来調査によると、4100名のドライマウスを訴える患者さんのうち、シェーグレン症候群によ るドライマウスの患者さんは、全体の8%程度で、残りの92%の患者さんは、降圧剤などの薬の副作用や、糖尿病 等の生活習慣病、ストレス、筋力の低下等によるものであったとのことです。
特に、口渇や唾液の分泌が減る副作用を有する薬剤には以下のようなものがあります。
向精神薬
・抗うつ薬(アナフラニール、トリブタノール、ルジオミール)
・抗不安薬(睡眠導入剤、セルシン、デパス、ハルシオン)
・抗精神病薬(セレネース、コントミン、ヒルナミン)
・抗痙攣薬・てんかん薬(テグレトール)
・抗パーキンソン薬(パーロデル、ドプス、シンメトリル)
降圧剤・抗不整脈薬(カタプレス、リスモダン)
抗アレルギー薬(ポララミン、アタラックス、アレジオン)
消化性潰瘍治療薬(タケプロン)
抗コリン薬(ブスコパン、バップフォー)
気管支拡張剤(メプチン、テオドール) 等
日本は、国民皆保険制度で誰でも低額で医療を受けられるという良い効果あるも反面、薬屋さんで薬を買うよりも医 師からの処方をもらった方が薬が安く手に入るために、先進諸外国の40倍もの投薬がなされているというのも事実 で、薬には必ず副作用がありますから、本当に必要な物なのかを確かめる必要や、生活習慣病のように自分で改善で きる所は努力をする必要性を自分で認識することもこれからは重要になってくるものと思われます。
現状日本の財政は悪化の一途を辿っていますし、高齢化社会を迎え、医療や社会福祉費の削減目標が急務となってい ます。今後はアメリカのように医療保険も民間企業が参加して、自動車保険のように病気をすると保険料が上がって しまうようなものが導入されるかもしれません。
自分の体は自分で守る、病気に負けない体を作り、自分の健康は自分で増進する。受ける医療は自分で決める時代に なって行くのだと思います。
長くなってしまいましたが、次のトピックスとして、ヒトはどこから老化を感じるか?についてです。
講演では、
第1位は、眼で55%の人が一番先に気付くようです。
第2位は口(歯の喪失、歯周病、味覚障害、口臭、口腔乾燥)で、35%
第3位以降に、性的能力、関節、皮膚、毛髪、排尿と続くそうです。
今日、9月22日朝のフジテレビ「とくダネ!」や8月18日の読売新聞夕刊に口と全身の老化度が一致という内容が報 道されました。老化=全身の酸化を意味するので、体の酸化ストレス度(ホルモン年齢)を検査した結果と口の状態 (唾液年齢)を比較すると相関が見られたというものです。
斉藤一郎先生曰く、酸化=錆で、自転車のチェーンが錆びているのと同じ状態=ペダルを漕ぐ労力と進む効率が悪い 状態。
抗酸化力の高い人や体は、錆びにくい=効率が良く負荷が掛かりにくい状態でそれを維持することが、良く年齢を重 ねる(エイジング)で体の酸化状態をいかに少なくすることが、アンチエイジングになるとのことでした。
歯を治してしっかりとした食生活をすることはもちろんのこと、(勘違いされる方も多いのですが、歯を治して良く 食べられるようになったら太るのでは?は間違えです。歯を治さないで良く咬まないで飲み込んでいると消化にも悪 いですし咬まないので時間がかからないため、オーバーカロリーになりがちです。歯を治して良く咬めるようになる と、良く咬めることにより食物本来の味を楽しみながら時間をかけて咬めるので、消化にも良く少ない量で満腹感を えることになります。)適度な運動は気分的にもリラックスしますし、体力もアップするので体の調子も良くなりま す。
私も今年40を迎えましたが、顔は若く見られるのですが中身は40を超えているかもしれないとの反省から、帰り は2駅前で降りて歩いて帰っている今日この頃です。
さらにアンチエイジングを勉強してまた皆様に情報をお届けしますので、楽しみにしておいてくださいね。
Up Date:2011年09月22日(木) by 管理者 at 17時05分
講演会の講師をしました。
[ドライマウス関連]
江東区大島「生きがい支援型歯科医療」の 青木歯科医院
ドライマウス
Tel 03(3681)8557
2008年10月11日(土)江東区膠原病友の会総会にて「膠原病と口腔衛生管理について」の題で講演を行いました。
膠原病とは本来自分の体を守るための免疫機能が勘違いを起こし、自分の体の組織を攻撃してしまう病気で、治療のために使用する薬剤の副作用による口腔乾燥や、病気自体が涙を作る涙腺や唾液腺を破壊してしまうシェーグレン症候群という病気などにより唾液量が減少するため、虫歯や歯周病に罹患するリスクが高くなることについての対処法などをお話ししました。参加された皆様とても熱心に話を聞いてくださりこちらも熱が入ってしまいました。
Up Date:2008年10月12日(日) by 管理者 at 00時27分
膠原病友の会総会記念講演
(参加費無料)
の講師をする事になりました。
[ドライマウス関連]
江東区大島 「生きがい支援型歯科医療」の青木歯科医院
http://www.ikigaishien.com
Tel 03(3681)8557
講師をする事になりましたので、ご興味のある方はご参加ください。
日時:2008年10月11日(土)13:30~14:30
場所:江東区産業会館 第5展示室
江東区東陽4-5-18
Tel 03(3699)6011
http://www.koto-sangyokaikan.or.jp/
テーマ:「膠原病と口腔衛生管理について」
講師: 青木歯科医院 副院長 青木 仁
費用:無料
Up Date:2008年09月26日(金) by 管理者 at 14時13分