江東区の歯医者「青木歯科医院」は、生きがい支援型歯科医療を提供します
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[予防歯科]
江東区大島駅近く 青木歯科医院定期健診の重要性 http://www.ikigaishien.com
Tel 03(3681)8557
あなたは歯医者さんに定期健診に通っていますか?
治療が終了して、「後は定期健診をしっかり受けてくださいね。」とか、「半年に一度は診せてくださいね。」な どと歯医者さんに言われたことはありますよね?
なぜ、定期健診が必要なのでしょうか?
上の図を見てください。図は厚生労働省が平成11年(今から10年前)に歯科疾患実態調査をおこなったもので、 男女別の歯の平均寿命を示したものです。
小学生の時に一番早く生えてくる下の6歳臼歯(第一大臼歯)の平均寿命は、男性で(55歳)、女性で(51歳)で す。
第一大臼歯は咬み合わせの要とも言われている歯です。
とても重要な歯の平均寿命が51歳と55歳だなんて早すぎると思いませんか?
さらに、その後ろの12歳臼歯(第二大臼歯)の平均寿命は、もっと早く男性で(51歳)、女性で(50歳)で喪失 です。
奥歯は臼歯(きゅうし)と呼ばれ、前歯の別名、切歯(せっし)で切り裂いた食べ物を、臼(うす)の歯ですり潰 して飲み込みやすくして、消化を助けるとても重要な役割を果たしています。
もし、第一大臼歯と第二大臼歯2本を失った場合は、インプラントや入れ歯が必要になります。
しかし、皆さん「なんだぁ。結局みんな入れ歯になっちゃうんだ。」と思わないでください。
「このデータはあくまで歯の平均寿命なのです。」
つまり、定期健診にしっかり通っている人のデータも、何もケアをしていない人のデータもここには含まれているので す。
定期的に健診やPMTCを受け続けることによって、むし歯や歯周病を早期に発見・治療する。
また、ならないように予防したりすることによって、歯の寿命を延ばすことはできるわけです。
次にこのグラフを見てみてください。これは(財)ライオン歯 科衛生研究所の石川先生が、定期的に長期に健診を受け ている人と受けていない人が、80歳の時に何本歯が残 っているかを研究したものです。
グラフの縦は歯の残っている本数、横は年齢です。
緑と赤のラインに注目してください。緑は定期的に健診や治療を受けている群で、赤は痛くなった時だけや、歯科を 受診しなかった群です。
緑も赤も20歳のところでは、28本近く歯があります。
ところが、40歳を過ぎた頃より赤が急に歯の本数が減ってゆきます。
これは、むし歯や歯周病が悪くなりすぎてから歯科受診したため、歯を残す治療ができず抜歯になったり、何もし ないことによって自然に歯が抜けてしまったために歯が減少したものと考えられます。
80歳での両者の残存数を見てください。緑の方は23本歯があり、赤は7本です。どちらが幸せな食生活を送って いるかは一目瞭然ですよね。
ここでのポイントは、両方とも若い頃(20歳)では歯は28本近くあったということです。緑は健康なうちに健診を続 け、80歳までには何本か歯を失ってしまったけれども23本残すことができました。一方赤は痛い時だけの受診 や、痛みが無くなったので治療を中断してしまったり、かなり悪くなってから受診したために歯を残すことができ なくなってしまい、それを繰り返すうちに80歳になったときには歯が7本しか残らなかったという訳です。
いかに定期健診や悪くならないうちの治療が大切かが良く分かりますね。
石川先生は、この研究で定期的な健診を受けることによって、多くの方が80歳で20本の歯を残すことができるの では?
という可能性を示唆しています。
最後に、私が所属している勉強会の先生たちと
「どうしたら 患者さんが自発的に定期健診を受けてくださるのか?」ということを真剣に考えて、
マンガで分かりやすく伝えたらどうだろう?という結論に達しプロの絵描さんにお願いして「ステキな笑顔の作り方~定期健診は秘密のレシピ~」という冊子を作っています。
私たちの、「皆さんが良い歯で健康的な生活をいつまでもして欲しい」という熱い思いが入っています。
本屋さんに行っても売っていません。完全オリジナルです。
来院の際に、「ホームページで見たよ。」とお声掛けいただければ喜んで差し上げます。完成は8月予定です。お楽しみに!
Up Date:2009年07月07日(火) by 管理者 at 18時51分